僕は大学1年生の時に簿記2級の資格を取った

僕は大学1年生の時に簿記2級の資格を取った。

取った理由は単純だ。

なんか取ったら就職の時とか評価されそうだから!!

そんな単純なことだが大学1年生の時の僕はなぜか勉強に対するモチベーションが受験生時以上にあり、とにかく頑張ろうと一生懸命になっていた。大学の課外授業に簿記講座というものがあり、その存在を知ったと同時に申し込みをした。値段が安く、テキスト代・受験料も込みということでバイト代でその講座を受講することができた。授業は週3回で1回の授業時間は約3時間で宿題もそこそこ出た。この講義スケジュールを見たとき僕は大学の授業だったら単位10単位分くらいはあるんじゃないか?(笑)と思った。しかし、思ったより勉強が忙しくあまりバイトをすることができなかったが後悔はあまりしていなかった。

 

簿記の勉強を始めたのは4月の中頃だったので6月に3級、11月に2級に合格できるよう努力していた。結論から先に言うと6月の3級の試験はかなり簡単だった。講座を受けている人達もほとんどが合格していた。どうやら簿記3級は簿記2級やそれ以上を目指している人達にとってはただの通過点でしかないようだ。(簿記講座には将来公認会計士、税理士等を目指しているような人が多くいた)普通は試験が終わったら試験の出来や結果を気にするが、本気で税理士・会計士を目指している彼らはすぐに次の目標を目指していた。そんな彼らを僕はただ「すごい」と思っていた。

11月簿記2級試験

時は巡って11月の2級試験。

実を言うと僕は簿記の授業が面倒くさくて時々授業をさぼっていた。2級は3級と比べてかなり大変だったからだ。「もうやってられない」って感じだった。本試験前に過去問を解いてみて合格点の半分いくかいかないかいの点数しか取れない時期もあった。流石にこのままではヤバい!という気持ちになり必死になって頑張った。ひたすら問題を解きまくり、電卓を打ちまくった。そのおかげでなんとかギリギリ合格点を越えることができた。たしか、僕が受けた時の合格率が15%くらいだったので、本当によく頑張ったなぁと自画自賛していた。

 

その後

簿記2級の合格後少し税理士・会計士になるためにO原などの予備校に行こうか悩んだが、結局行かなかった。理由は今までの2級の勉強はなんとなく勉強してきた僕でもなんとか合格することができたが、税理士・会計士の勉強はそうはいかないと感じたから。また、そもそも税理士・会計士になってどうしたいのか自分の中で見つかっていなかったので、それよりも自分のやりたいことを見つける方が大事だと考えたからだ。

 

ちなみに僕自身簿記2級を取って良かったと実感できる機会はまだない。 

たしかに簿記2級を取ったら周りから「すごい!」「簿記の勉強しようか考えてるんだけどどんな感じか教えて」といった風に称賛?されたり、頼り?にされたりします。

しかし、それはあくまで簿記という資格がすごいと言われているだけで、学んだ知識をすごいと言われている感じではありません。僕自身この簿記の勉強を通して学んだ知識が社会の役に立つと実感するときまで簿記2級を取って良かったと感じることはないかもしれません。

 

それでは、